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政府や公共の大切な機能が集中する立川駅の北側の広大なエリア。ここは、かつて、立川飛行場、立川基地のあった跡地を開発したものです。首都の「防災基地」でもあり多摩地区の心臓部といってもよいエリアでしょう。
この地下に、あの立川断層が走っている・・・と考えると様々な課題が想定されてしまいます。
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立川駅北口から歩いてみると、ビッグカメラ、錦町商店街、立川女子高校、モノレールを潜り、防災医療センターそして箱根ヶ崎方面に向けて走っていく「断層」が地下にある・・・ということです。素人ながら、とても気になることがあります。都心部が壊滅した想定で、このあたりに首相が駆けつける施設も、災害用の病院も、さまざまな施設が整えられていること。
その真下に、この断層が走っているなんて原発の立地じゃないけれど、なんでわざわざ危険が知れている場所に・・・・・と単純に疑問が起こります。
政治家がぁ、官僚がァ、いや利権につながる人たちがァ‥‥・と言っていても、なんだかそんな議論している時間が残されていないかもしれないですものねー。たぶん、それらは全部問題あるのでしょう。
次に、では私たちはどんな覚悟と準備をすればいいのか・・・という自分自身の問題ですね。
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まず、災害についての起こりうることを考えました。
「立川断層」についての考察 というホームページがあります。こちら
ここで説明されているのは、
"立川(たちかわ)断層帯は、関東山地東部から武蔵野台地西部にかけて分布する活断層帯です。 立川断層帯は、埼玉県入間郡名栗村から東京都青梅市、立川市を経て府中市に至る断層帯で、名栗断層と立川断層から構成されています。全体として長さは約33kmで、概ね北西−南東方向に延びています。本断層帯は北東側が相対的に隆起する断層で、北西部では左横ずれを伴います。"
ということです。
私達にとっては、この存在が災害時に地上でどんなことを起こすのか・・・・が大切ですよね。将来、「マグニチュード7.4程度の地震が発生すると推定され」ているそうで、「その際に北東側が相対的に2−3m程度高まる撓(たわ)みや段差が生じる可能性があります。」と説明されています。
北西側に2-3m程度って、これすごいことですね。建物なんか崩れてしまいそうじゃありませんか。近くにある高脚で支えられているモノレールなんかどうなるのでしょう?
「立川断層帯では、将来、本断層帯は、今後30年の間に地震が発生する可能性が、我が国の活断層の中ではやや高いグループに属することになります。」と記載してあります。
詳しくは こちら
立川断層が動くと、阪神大震災に匹敵するようです。あの、災害の光景は未だ私たちの脳裏にくっきりと残っていますよね。目下は、老地区化した首都高速などの整備が話題になっていますが、首都が大災害になって機能不全になると立川から様々な司令が出されるということになっているのなら、そのとき立川が無事・・・という可能性のほうが少ないのでは・・・と考えてしまいます。ここには、災害時に大活躍してくれる自衛隊の基地もあるんです。
立川断層は国立の矢川から名栗川のあたりまで、約全長32Km。旧武蔵の国が縦に切断されてしまうイメージがあります。
私達、多摩地区の住民の多くは「武蔵野台地」という里山や緑に恵まれたすばらしい環境のなかで暮らしています。しかし、やはり地下で起きていることは目に触れないため、想像の外になってしまいますね。ちなみに武蔵野台地の様子はこんな風になっているそうです。
こちら
ひなん場所と防災グッズ
夫は勤め先の都心で被災、妻と子は地元で被災・・・なんていうシナリオはすぐに浮かんできます。では、避難場所や防災で必要なグッズは何か・・・について調べました。
★ひなん場所の(例)一覧・立川市
★防災で必要なものとは
○最低限必要なグッズ(消防庁のWEBサイトより)
印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、FM文字多重放送受信機能付ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水
○下記は防災関連民間業者の記載より
お金 ヘルメット マスク ライト ラジオ 衣類
衣料品 医薬品 食料品 水(保存5年と10年がある)
また、「あればよいもの」として
コンロ ソーラーグッズ ナイフ ブルーシート ガムテープ
携帯トイレ 携帯電話 防寒具 乾電池 多彩な非常食
<参考サイト>
○防災グッズの販売サイト こちら
◯防災グッズ通販 地震防災ネット こちら
(防災プロの地震対策ショップ)
◯防災の体験ができる施設 案内マップ
東京消防庁 立川防災館における体験談 こちら
○防災グッズの必要品
総務省消防庁 こちら
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