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★不登校児を持つ親の体験記
お蘭の「ママ仲間」の手記E-まとめ-
お蘭 「娘がフリースクールに通っていますので、同じ立場のママ友がいます。子供を見守る立場として、共感できることもたくさんあるし、励まし合う事もよくありますね。」 |
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いじめにあい、誰にも相談できず引きこもってしまう人、挫折したままトラウマを克服できない人、年々増加傾向にある不登校。
スクールカウンセラーや相談機関、医療機関など、10年前と比べたら比較にならないほど増えていると思います。でも、いじめや心の不調があっても何もできず自殺する人は後を絶ちません。
今の社会は人同士の関わりが無機質になっている為、ストレスを抱え発散させる術もわからないまま犯罪に走ったり、心を閉ざしてしまう人が多いのだと思います。
信頼できる人間関係を築くことができればそういったことも防げるのではないでしょうか。ただ、人を信じる気持も、信じられる人を見抜く力も自分を鍛錬するしかないと思います。
周りの大人も子供を養育する親もきちんとした判断力をもってしっかりサポートしていかなくてはいけない時代なんですよね。
相談機関や医療機関もあふれるほど情報がある世の中ですから、いろいろなところからリサーチして信頼できる場所や医師を探してほしいです。
たとえば医療機関を探す場合、今の不調がどういったものなのか、たとえば不眠症に詳しい医師、また子供の場合、発達障害などに詳しい医師、専門機関に問い合わせ、こちらの条件に見合うところなのか、よく見極める必要があると思います。それに、もし疑問があればなんでも質問し不安要素を残さないことが大切です。
それでも納得がいかないのであれば、今はセカンドオピニオンは当たり前の時代、医師に相談してもわからないことがあれば、相談機関を利用して不安はそのままにせず、なんでも話してみてください。
また、スクールカウンセラーなども以前に比べるとほとんど常駐になっていますし、電話相談やネット相談なども充実しています。
インターネットという便利なツールがあるのですから、いくらでも調べられますし、利用しない手はないでしょう。
ただ、病院に診てもらうとなるとお金がかかります。生活を圧迫しかねない高額な医療費になることもあります。診断名がわかり長期化するようであれば、自立支援医療を申請することができます。各自治体の市役所に相談窓口がありますので、問い合わせてみてください。
なんでも調べて相談したり、公的機関を利用し少しでもよりよい環境で改善されていくことを願っています。
問題を抱えた子供のお母さん、絶対に一人で抱えないで、行き詰ったらそういったところを上手に利用して心のガス抜きをしてみませんか。
お蘭
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2012年9月25日掲載
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