今日は、一家で
お出かけです。
★多麻家のふれあい 
 
休日のおでかけ 調布市深大寺植物園
「ゲゲゲの鬼太郎」って面白い・・・の巻


-乱蔵一家は、初夏の風を楽しみながら、
深大寺植物園にお出かけしました。-


      
  
 
 
 
   
  
   
   
 
 
 
 
 
  
 
   
 
 
   
 
   

-愛車のマーチは快適に都立深大寺公園へ向っています。かつては
「開かずの踏切」だった中央線も、高架工事が進んだので驚くほど多摩の南北の交通がスムーズになって、乱蔵とお蘭はびっくりしています-

-多磨霊園に差し掛かると、乱蔵はここに有名人のお墓がたくさんあることを思いだしました。この多磨霊園とか、小平霊園などは都下の貴重な緑地帯になっているのです。左手に
府中運転免許試験場を見つつ、東八道路が左右に見える緑の崖を通り過ぎていくと、間もなく深大寺植物公園に着きました。-

【お蘭】バラ園が楽しみだわぁ・・・・。

【乱蔵】オレは
「深大寺そば」だなっ。・・・・うーん、ひさしぶりだあっ。

【田万里】ここは
「ゲゲゲの鬼太郎」のモニュメントがいっぱいあるんだって?

【環】「鬼太郎」って、あの妖怪のマンガ?

【田万里】そうよぉ・・・。私、
「猫娘」が好きっ。

-「猫娘」と聞いて、大学時代の同級生を思い出した乱蔵です-

【乱蔵】(そういえば、あいつ「猫娘」ってアダ名だったなぁ。ただの吊り目だけど、今頃は「ドラ猫」になっているのかも・・・。まあ、角度によってはカワイコちゃん? 大学祭の打ち上げコンパのとき、かなり迫られたな。・・・あの日すぐ家に帰ってよかったぁ・・・。本当は寝不足で疲れていただけ・・・。でも、酒の勢いは怖いからねぇ。)

【お蘭】アナタ、何思い出してボ〜ッとしてんのよぉ・・。

【乱蔵】・・・・・いや、ドラ猫・・・っていうか、何でもないよ。

【田万里】へんなパパね・・・。

【環】早く行こうよ、腹減ったヨォ・・・・。


-駐車場を降りると、早く食事がしたい父と息子をなだめて、バラ園へ引っ張るお蘭さんと田万里ちゃんです-

【乱蔵】花より「お蕎麦」・・・でも・・・・うぉっ・・・綺麗だなぁ。

【お蘭】すごいわねぇ・・・。ロマンチック通り越して、薔薇のオールスターズって感じよねぇ。

【乱蔵】いやぁ、バラ園は男のロマンでもありますぜ。ウチの庭の薔薇もうまく育てたい。

【お蘭】そういうアナタってステキよ・・・。私のために薔薇育ててるんでしょ?

【乱蔵】も、もちろんさぁ・・・。お蘭は、薔薇みたいに・・・・。

【お蘭】・・・・・
トゲがあるっ・・・つーの?

【乱蔵】
トゲも含めてビューティフルってこと・・・。

【お蘭】あらーん、ダーリン・・・お上手ねぇ・・・。
チュッ・・・。

【乱蔵】うわっ・・。恥ずかしいじゃん・・・・。もうっ・・お蘭はぁ・・・。

-お蘭さん、薔薇園のムードでダーリンへの愛がふくらんだみたいですねぇ。
子供たちは、イチャイチャしている両親に慣れているので、さっさと売店の方へ走り去っているようです。-

-さて、さて、お待ちかねの「深大寺そばです。
乱蔵は、迷わず「とろろ蕎麦」を注文します。お蘭さんが、帰りの運転はしてくれるというので、ビールを飲んでゴキゲンの乱蔵です。-

【環】この
そば湯ってうまいねぇ・・・。

【お蘭】へぇーっ・・・。キミはナカナカ味の分かるオトコじゃないのぉ・・・・。

【乱蔵】蕎麦の味がわかるようになるとは、それなりにオトナに近づいているんだな。

【環】まぁねー。もういっぱい食べていい?

【お蘭】いいわょ。美味しいものの味覚えてほしいわぁ。

-環くんは、蕎麦好きの父親の影響なのか、日本蕎麦が好物になっていくようです。-

【乱蔵】江戸時代の中頃までは、蕎麦は贅沢品だったらしいよ。

【お蘭】ふーん、そうなんだぁ。

【乱蔵】痩せた土地でも栽培できるからと、幕府が奨励してこの土地の名産物になったというから、歴史ある味なんだねぇー。

【お蘭】深大寺って歴史古いの?

【乱蔵】とても古いらしい。
天平・・というから奈良時代だよねー。

-乱蔵が愛妻相手にウンチク話している間に、子供たちは妖怪のモニュメント見物に出かけていました。「ゲゲゲの鬼太郎」は夫婦共に思い出がありますが、お蘭さんは「妖怪」というものはそんなに興味無いようですね。-

【田万里】パパ〜、こっちこっちぃ・・・・。

【乱蔵】はいはい・・・・。おーっと、こりゃ面白いねぇ・・・。

【お蘭】ワタシ、よくわかなんないけど、化け物になるならこんな感じぃ・・・。

【乱蔵】あはっ・・・。悲惨なユーレイみたいだけど、
微妙にセクシーなのがお蘭らしいやぁ・・・・。ははは・・・・。

【お蘭】あれっ? タマキは・・・?どこ?

【環】おーい・・・。ぼく、ここだよぉっ・・・・・。

【田万里】フフフ・・・・。あんたそのまま
鬼太郎だわぁ。

【乱蔵】オレが妖怪なら、何になるんだぁ?

【お蘭+田万里】
ぬ・り・か・べ・・・・。

【乱蔵】ぎゃはぁ・・・。やっぱり? (オレ、
一反もめんがいいのにぃ・・・。)

【田万里】じゃあ、私はぁ?

【環】ねぇちゃんは、
「ねずみ男」いや「ねずみオンナ」ぁ・・・・。

【田万里】やだぁーっ・・・。
猫娘がいいっ・・・・。

-歴史のことをいろいろ夫に聞いたお蘭さん。
深大寺のありがたいご利益に与ろうと、しっかり親子で参拝します。-

【乱蔵】このへんは、
新選組が活躍していたところだなぁ。

【お蘭】キャーッ・・・。
沖田総司・・・。

【乱蔵】うーん、沖田は女性に人気あるねぇ。

【田万里】私、
土方歳三・・・・・。

【乱蔵】へぇーっ、よく知っているねぇ。

【田万里】フリースクールの友達で、歴史大好きな子いるんだ。

【乱蔵】そうかぁ・・・。じゃあ、こんど新選組の史跡巡りしようね。

【田万里】うん、うん・・・。

    
Copyright 2012 Tama Ranzou all rights reserved.