オトコの居場所
ってビミョー

 ★中年オトコの「居場所」
 
多麻乱蔵の隠れ家 4


愛妻家だって、男一匹家庭以外に居心地の良い場所ありますよね。そんな居場所を語ってしまう私ランゾーであります。

 最近テレビ番組を見ると著名人が散歩するぶらり番組が増えた様に感じます。
当てもなくぶらりと散歩するのも新しい世界が体験できていいものです。

 ぶらり番組の代表的なのは
 「若大将のゆうゆう散歩」
 「ぶらり途中下車の旅」
 「ブラタモリ」
 変わったところではピエール瀧が務める「城下町へ行こう!」
 まだ色々あると思いますがこのへんで止めておきます。

 なかでも「ブラタモリ」はお勧めです。
 しかし全編が「タモリの趣味番組」みたいなものなの、で賛成できない方もいらっしゃるでしょうが、少なくても乱蔵は応援してます。(残念ですが3月で第3シリーズが終了しました。第4シリーズに期待!!-あると思いますが-)

 この番組の特徴のひとつに
江戸時代の古地図を使って、その場所の特徴性、地域性と言った内容を紹介します。近代化された都心でも、歴史の痕跡があって興味深いですね。

 このごろは、本屋でも「古地図と散歩」をコラボさせた企画本を良く見かけます。
 古地図はちょっとしたブームです。

 古地図から、江戸幕府は、基本京都をお手本にして江戸の町づくりを計画的に行ってきたことが伺えます。(素人考えなので、あまりツッコミは無しで。。。)

 乱蔵が住む多摩地区を古地図でみると、多摩川、玉川上水などの河川や地域豪族が住む集落しかないので寂しいですね。

 北斎が描く富獄三十六景「武州玉川」を見ても、素朴な田園以外、何もないことがわかりますね。

     
 

 現在の東京は、少なくても江戸の町をベースにして作られていますので、どこか江戸時代の感触が味わえる痕跡が残っています。

 雑多な東京の街を江戸時代にタイムスリップして古地図を見ながら「ぶらり散歩」するのもまたオツですね〜。

 東京(江戸)は戦争、大火事、大地震などで何度も建物が壊され、そのたびごとに新しい街を築いてきました。

 たしかに、超高層ビルや近代建物も東京らしいですが、歴史建造物が醸し出す時代情緒たっぷりのムードがあるのも、また東京です。

 旧江戸であった都心部の東京同様に、江戸時代は武州であった多摩地区も、当時の時代の雰囲気を上手に残し、「いい雰囲気の街」へと、成長していきたいものです。


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