仲よきことはハッピー哉!!
★夫婦でデート 気ままに多摩巡り④

-「結婚記念日」・・・・。奥多摩、青梅をしっかり楽しみます。-

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-奥多摩湖の湖畔で、湖面を見つめる乱蔵とお蘭です。-

【お蘭】わぁ・・・。さすがに、
小河内ダムって広いわねぇー・・・・。

【乱蔵】かつて都民の水がめ・・・。今でもそうだけど、この下にいくつもの集落が沈んで居るんだよ。

【お蘭】あらぁ・・・。そうだったんだぁ・・・。お気の毒なのね・・・。

-乱蔵とお蘭は、奥多摩街道を東へ進んでいきます。日原街道を左に見ると右手に多摩川が日原川と合流しつつ、深い谷の中を流れていきます。
 途中で、
「奥多摩ワサビ」を買い、大丹波川沿いに左折して業平オススメの「釜飯なかい」で遅めの昼食です。-

【お蘭】まあ、田舎の実家のようなムードと聞いていたけど、本当に素朴で良いムードなのねー・・・。・・・。

-お蘭さんは、なかいさんの田舎ムードに心からリラックスしていますねー・・・。-

【乱蔵】なかいさんは、究極のファミリー・ビジネスだって業平が言っていたけれど、理屈じゃなくて、おもてなし・・・っていうものが本当に大切なサービスだって感じちゃうねぇ・・・。

-乱蔵は、
山菜釜飯を頬張りながらとても満足そうですよ・・・・。-

【お蘭】女性用のお手洗いがとてもキレイで、女性のハートをきゅっと掴まれちゃったようだわぁ・・・。

【乱蔵】へーえ、オーナーさんの努力が細かいところまで行き届いているんだねぇ・・。

-乱蔵は、お店の人に
「刺身蒟蒻」を売ってもらえるように頼んでいます。業平情報では、売ってもらえたら最高のおみやげになるんですって・・・。-

-さて、なかいさんで御満腹のお二人は、奥多摩街道に戻り、
御嶽の釣り堀でニジマスを家族分釣り上げてから、小澤酒造のムードたっぷりの建物を眺めつつ、二俣尾、軍畑、青梅へとマーチを走らせています。-

【お蘭】ふふふ・・。
ニジマスのハラワタを取ってくれたから楽ちんでいいわぁ・・。
でも、あの手応えって凄いのねぇ・・・。

【乱蔵】ニジマスは、米軍が娯楽用に管理釣り場作って放流したところから始まったんだよ・・・。元々は、ヤマメとか、イワナが在来種で住んでいるんだけどね。

-乱蔵はお蘭さんに、奥多摩の渓谷の魚についてウンチクしていますねー・・・・。-

【お蘭】
ヤマメってとても綺麗なお魚なんだって?

【乱蔵】そーなんだ。パーマークがついていて、赤紫のビューティフルな模様があるんだよぉ・・。自然環境のいいところしか住めない魚なんだよ。

【お蘭】で・・おいしいのぉ?・・・・。

【乱蔵】もちろーん・・・。繊細な味わいなんだよ。

【お蘭】あらっ・・。まるで私みたい・・・ほほほ・・・。

-お蘭さんが、乱蔵の左手をそっと触れたので、乱蔵はドキッ・・・としたようですねー・・・・。-

【乱蔵】(なんで、この女房は何年たってもドキドキしちゃうんだろうなぁ・・・)
・・・あははは・・・。

【お蘭】今日はムニエルねっ。

【乱蔵】・・・・それと、刺身こんにゃく・・・。奥多摩ワサビでっ・・・・。。

-お腹いっぱいなのに、早くも晩飯の話で盛り上がるお二人です。-

【お蘭】あらっ?青梅には古い映画の看板がいっぱいあるわぁ・・。

-青梅駅前の通りで、
昭和レトロムードを作っている雰囲気が珍しいお蘭さんであります。-

【乱蔵】あの看板は、
「泥絵の具」で描いているんだよ・・・・。

【お蘭】へーっ・・。でも古ーい時代の昭和レトロねっ。

【乱蔵】おっ・・いーところに気づいたねぇ~。・・・。
ずっと流行っている「昭和レトロ」は団塊世代以上の人の懐かしやー。なんだよ。
オレと業平が探しているのは、もう少し
新しい時代の「昭和レトロ」だねっ。

【お蘭】昭和40年、50年からバブル辺りまでねっ・・・。

【乱蔵】人口が少ないから話題が少なめになっているけど、懐かし話は古過ぎても新しすぎてもピンと来ないものだもんねー。

-モダンムードのある河辺と小作を過ぎると、また歴史ムードのある羽村エリアに入りました。乱蔵は
奥多摩街道に今日はこだわっているようですよ。-

【お蘭】ふふふ・・。また、「珍道中」の時空の旅のイメージでしょっ?

【乱蔵】ははは・・・。時空をすると景色のムードがどんどん豊かになって、楽しいじゃんかぁ・・・。

【お蘭】夫婦で、「現実」を楽しむのもねっ・・・。

【乱蔵】ひゃははは・・。どっちも楽しいのっ・・・。

【お蘭】今日は、
ア・ナ・タもムニエルにしちゃうわぁ・・・。

【乱蔵】おっ・・。肉食から、魚料理になっちゃうんだね・・・。

-またまた~、意味不明会話をしているうちに、
羽村堰が右手に見えてきましたぁ。
 多摩川の清冽な流れに、そして、
玉川上水の涼しげな流れに沿うように、快適ドライブはフィナーレに近づいています・・・。-






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