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勤務先で、ある「事件」がありました。 事務所にピヨピヨいっている箱があるので、覗いてみると、なんと5羽の可愛らしいツバメのヒナが黄色い嘴を丸めて、えさくれ・・・・・と訴えています。 ★ ★ ★ ★ ★ なんでも、最年少の女子職員が巣ごと落ちているのを拾い上げて、保護したらしいのであります。 かたわらに、つり用のミミズが1箱おいてあり、これをあげていたら元気になってしまったのだそうですね。なんでも、ネットで調べたらこれがいいエサだと書いてあったそうな。 ただ、自分が育てるのはアパートなので無理・・・ということで、土日があけたら市役所に電話してひきとってもらう・・・・なんてお話です。 ツバメが飛び立つまで飼ってあげたら???なんて、かつてベランダにハトが営巣したのを見守ってペット化した経験あるおじさんは言いましたが、ここは所長がうるさい人だからやはり市役所・・・なんてことになってしまいます。 ★ ★ ★ ★ ★ うーん・・・・。と知恵を絞って一晩。 朝、親ツバメがとりあえず屋外に出しておいた箱に立ち寄って、しきりにエサを運ぼうとしているのを確認し、ヒナたちをなでたり、エサをやったりしていた職員たちもはっと考えました。 そうそう、箱ごと建物の軒下に固定してやればいいじゃん・・・・。 屋根のある軒下にヒモで箱ごと固定して、ピヨピヨたちの居場所を確保したのであります。 1−2日だけ、この職場のペットになったひよこツバメちゃんたちの頬をそっと撫でて、敷物にシュレッダーの使用済みのふかふかペーパーをお布団にしてあげ、親子の再会を期したソーシャルワーカーたちでありました。 |
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こちらのハトたちも人とは付かず離れずで平和に生息しています。 |
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2018.06.18掲載 | ||||||||||||
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