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Lまた生まれちゃったぁ・・・・。 -生き物になつかれるオトコがいるらしい・・・-


 勤務先で、ある「事件」がありましたが(前回参照)、そのツバメちゃんは元気に育っております。

 私たちの身近なところに子ツバメが飛んできたり、すぐちかくのひさしにとまって、こちらを見ていたりして、かわいいものですね。「ツルの恩返し」ではないですが、鳥と言うのは案外義理堅いようでありますね。

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 ところが、実は筆者の自宅のベランダでも、勝手にハトが巣を作って、出産、ヒナがピヨピヨ・・・という事態が再び発生してしまいました。こちらは一羽なんですけれど、やはり、週に5日も仕事で外泊していて、たまに休みがあると旅行にいってしまうという生活なので狙いやすいのでしょう。

 どうも、ヒナのぴよぴよには、大昔の少年時代の生き物好きの血が騒いでしまい、優しくせっしてしまう・・・という自分の甘さもあります。筆者の息子の友達がウチに遊びに来た時に、当時庭で飼っていたアヒルのカップルの産んだ卵を欲しがるのであげたら、その子のお母さんから電話がかかってきて、毎晩タマゴを抱いて寝ていたそうであります。男の子というのはそういう優しさや好奇心にあふれている場合が在り、ほほえましいのですが、自分もたぶんほほえましい少年の名残りがあるのでしょうね。


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 夜の勤めから朝一時帰宅すると、よくヒナがピヨピヨいって親鳥からエサをもらっている様子が聞こえますね。ヒナというのは甘えん坊で、親がいるときはそのふところで抱かれているのが快適みたいであります。タマゴのときからの感覚があるのでしょうね。

 筆者は夜も朝昼もほぼ仕事で出ていますから、鳩たちのほうが滞留時間は長いのです。ひとり暮らしとはいえ、電気代が月950円程度しか自宅にいないのが実態なので・・・・。
 
 

 まあ、巣立つまでの問題ですが・・・・。

 前回は、ヒナをヒマな時にいじくってはパンなどを少々与えたりしたので、その子はすっかり懐いて、巣立ってからもときどきベランダにやってきては、私の顔を首をかしげながら見ていたりして、可愛かったのですね。今回は私が忙しすぎて、いじくることはしてないのですが、「怖くない人」として認識されるような気がします。

 以前糞害で大騒ぎになっていたころ、向かいの建物の老女がハトに殺虫剤をぶちまけていたのを見たことが在ります。いやいや・・・それはひどいでしょ。

 今は糞害になるほど野生のハトはいませんし、エサもやってないですよ。そっと見守りましょ。
 

ハトのヒナちゃんが夜おやすみしていました。
                                            2018.06.28掲載
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