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Oここはどこ?の実感 -寝床が変わると混乱するらしい・・・-


 仕事の関係で毎週自宅含めて4箇所宿泊場所の違うDさんのお話。

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 異なる施設が週1-2回ずつと週1日自宅で就寝するDさん。
 この夏に限っては、自宅にエアコンのないDさんは宿直の不十分な睡眠であっても夜勤での泊まりがベターなのだそうです。

 ただ、自宅を除いて3箇所の宿直場所(それぞれ別法人)で寝覚めたときが瞬間、わけがわからなくなることはあるそうですね。人間というのは、集中して深い眠りにつけることがやはり大切なことは事実のようですけれど、この夏のように異常な熱帯夜では快眠は難しく、なんらかの夢を見ているようで、これはやはり浅い眠りになってしまうようです。

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中年世代のDさんがこういう暮らしを可能にしている理由は、生活費を稼ぐ・・・という至上の義務はもとより、若い世代から、あちらこちらで暮らしたり、多くの旅で異床を繰り返した経緯もありそうでした。

 それでも、いろんなところで宿泊することがウレシイのではなく、寝心地のよいところというのは少数ながら存在していて、そうでない寝床はどうしても「仮眠」という感覚になってしまうそうです。
 

 まあ、今年は猛暑なのでクーラーのない自宅が最悪みたいですね・・・。

 彼の娘も変人ぶりは父に似ていて、都心で泥酔して中央線で爆睡してしまうと、立川で起きなければならないのに、よく高尾とか、大月に到着して「ここはどこ、わたしはナニ???」なんて、やっていたそうです。

 最近は、ネック用のピュローは最近彼のすぐれたグッズになっていて、クルマで移動して休むちょっとした隙に爆睡するのにとてもよいグッズなのだそうですね。

 本当に忙しい・・・という者は、どこで寝る・・・というゼイタクより、寝たいときに寝れたか!!ということの方が大事だ・・・・と強調していたようです。まあ、彼の周囲は変人が多いので、キチンと自室でフツーに寝れる多くの皆様にはただ酔狂な連中・・・ということであります。ホームレス・・・じゃなくて、ホーム入れずっていうのでしょう。
 

酔狂な奴らは田んぼのノガモみたいに気ままのようです。
そのうち、またどっかへ行ってしまうのでしょうね・・・・・。
                                            2018.08.06掲載
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