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I真冬の公園にて -お独り様時代の寒さ・・・-


 今年は、やや暖冬のケがありますが、寒波が襲来している日はやはり外出というのはたいそうお寒うございます。筆者は生業の関係で、そんな日でも外出して周辺散策しなければならぬ日がどうしてもありますので、この寒さを肌身で実感している多摩のオジサンなのです。

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 小金井公園・・・・といえば、老若男女が集う、多摩地区の憩いのパブリックパークでありますけれど、寒波のキビシイ日に点々といらっしゃる皆さんというのは、若い家族連れやカップルというのはほぼ皆無で、ジョギングをするかなり鍛えこんだアスリートの皆さんか、独りでとぼとぼ歩いているお年寄り(殆どがお爺さん)に絞られていますね。

 これは、多摩地区各地(主に休日祝日)を歩き廻っている筆者がこの目でみている事実なので、小金井公園に限ったことではなく、アスリートとお爺さん・・・・というのは、妙な組み合わせのようですが、実に多く目にする光景であります。

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 天候のよい日は、もちろん家族連れが繰り出しています。若いカップルや青春を謳歌している世代も混じっているのですが、アスリートは別として、なぜかお爺さん独り・・・というのが、最近の特徴であります。

 
しかし、こんな寒い日に無理して外出するのは、健康という意味ではむしろマイナスでリスキーじゃないかな、と心配になります。女性の高齢者はさすがに自制されていますが、昭和の古い世代のオトコの行動はどこか無理と空虚な根性論が背中に見えてしまいます・・・・・。

 昨年の夏は、クーラー嫌いでもエアコンにすがりつく猛暑で、かく言う筆者もエアコン嫌いゆえに自宅にはエアコンがなく、扇風機で十分涼しさを得られる人でしたが、昨年に関してはギブアップでした。どんなに根性があっても、屋外プールで40度近いお湯になっているような夏では、木陰も自然の川でも暑いものは熱いということが体感できました。根性論では死んじゃう・・・のです。

 お独り様時代です。いくら婚活業界がにぎわっても独身者は減らない。
 これはトレンドとしてしばらくは変化できないでしょう。産業界も社会も激変はありえない。

 お爺さん独り・・・。気をつけないといけないですね。

寒空の下でハーモニカを吹いていたお爺さん・・・・。
                                            2019.01.15掲載
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