オトコの居場所
ってビミョー

 ★中年オトコの「居場所」
 
多麻乱蔵の癒しドコロ 19
 

愛妻家ランゾーにとって、大切なもの・・・・。それは「癒し」です。
古きに良きあり、新しきに感動あり・・・でございます。
人生ワクワクとイキイキが一番 !! そんな想いを綴っていきますねっ。

 ホントに月日が流れるのが早いです。クリスマスが過ぎもう今年も数日になりましたね!
 みなさん年賀状は書き終えましたか?
 かくいうワタクシは毎年のことですが、相変わらず四苦八苦しながらも書き終えましたよ。

 さて、さて・・。此の間、仕事で九段下まで出かけてきました。打合せがトントン拍子に進み予定時間より早く終了し、2時間程時間が出来たので、ふらりと散歩がてら神田神保町の古書店まで
出かけました。

 この町は昔から古書のイメージが強く、とても癒される街ののひとつですね。
 でも、最近の開発でこの街も変わりつつある傾向です。なんだか、とても寂しいですね。

 それは、秋葉原の街同様に近代ビルが立ち並ぶ街になってしまうかと思うと残念ですが、
そんなビルを抜けると忽然と古書の街が広がるのも、またいいかもしれませんね。。。

 なぜこのワタクシがここが好きかと言いますと趣味の一つでもある浮世絵の本を探すためです。

 「浮世絵」は江戸時代の歌舞伎役者、吉原の花魁、観光地などを描いており現代のブロマイド、ポスターみたいな役割でした。
 江戸の庶民文化から始まった浮世絵が最後にはゴッホ、ダ・ヴィンチといった西洋の巨匠たちにも影響を与えるまでに成長していくのですね。

 


 しかしながら、浮世絵は当時は芸術ではなく、あくまでも庶民生活の中にある絵にすぎなった
ので、現存する作品が少ないのが現状です。
 まー、浮世絵について語らすと長くなるのでこの辺で止めておきますね。。。。

 そんな現状でも神保町の古書店には、全国から浮世絵が集まってくるみたいで、お目当ての本を探すのがとても楽しみな時間になります。

 なんせ一歩書店に入ると、時代の香りが鼻と肌から感じられすぐにタイムスリップできるのですから。。

 最近浮世絵が世間で人気あるみたいで、皆さんも折りに連れ、目にふれていらっしゃるかとは思いますが、本物の浮世絵を見ると、これが当時芸術でなくブロマイドとして売られていたなんて
思えないほど構図が斬新で、また色づかいが綺麗なんです。

 浮世絵を見たい方は来年1月から江戸東京博物館で開催される「大浮世絵展」(http://ukiyo-e2014.com/)へ出かけられてはいかがでしょうか?

 有名な作品が一挙に見れるのでお得です。
浮世絵の凄さ、日本の芸術の高さを実感して下さい。

 最後にこの1年間ありがとうございました。
 来年も多摩を盛り上げいきますので、ご支援の程宜しくお願い致します。




           2013.12.28記載
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