オトコの居場所
ってビミョー

 ★中年オトコの「居場所」
 
多麻乱蔵の癒しドコロ 33
 

愛妻家ランゾーにとって、大切なもの・・・・。それは「癒し」です。
古きに良きあり、新しきに感動あり・・・でございます。
人生ワクワクとイキイキが一番 !! そんな想いを綴っていきますねっ。

 
久々にワタクシランゾウのホームタウンである原宿に行ってきました。
 原宿の駅を降りると、いつもながらファショナルブルできれいな外人さんにも目をひかれますね!

 ランゾウさん、「原宿は似合わないじゃないの」と言う声が聞こえてきそうですが、以前ワタクシの趣味である浮世絵の話を書きましたが、ここ原宿には浮世絵専門美術館である
「太田記念美術館」があり、なんと浮世絵の聖地なのです。

 国内外ともに「浮世絵を見るなら原宿に行け」!!と言われるぐらい<浮世絵愛好家の中では太田記念美術館は有名なのです。
 今回の展示は夏らしく
「化け物」「幽霊」「妖術使い」など妖怪をテーマにした「江戸妖怪大図鑑」を行っていました。

 妖怪と聞くと、最近人気である歌川国芳、月岡芳年が得意とされている題材が妖怪なので、タイミング良いテーマだと感じました。

 


 



 普段の日にもかかわらず館内は次から次へと人が訪れていて、浮世絵の愛好家が増えている感がしました。

 何時もいらしゃる奥さま方より若い女性を多く見かけたし、また外人さんの姿が多いのも嬉しいことです。

 日本に現存する浮世絵は本当に少ない状態です。
 本来なら外国に流出した有名な浮世絵を買い取るぐらいの努力をしないといけないのに、反対に外国の収集家が買い求めていると言われます。

 こんな状態だと日本が生んだ浮世絵を見ることすらできない時代が来るかもしれませんねぇ。

 自国の美術は、名声のある作家中心のみで回っているような感があります。

 もっと絵や美術の本質を感じとる心を国全体で育んでもらいたいものです。もったいないですものね。


           2014.09.18記載
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