オトコの居場所
ってビミョー

　★中年オトコの「居場所」
　多麻乱蔵の癒しドコロ 43
　

愛妻家ランゾーにとって、大切なもの・・・・。それは「癒し」です。
古きに良きあり、新しきに感動あり・・・でございます。
人生ワクワクとイキイキが一番 !! そんな想いを綴っていきますねっ。

　「さあ～！今年もいい絵画を鑑賞しますよ。。。」とイキ込んでみたものの、今年１回目にどこへいこうか・・・・決まらずにいたところ、街角に何気なく貼られていたポスターを発見しました。

　「とことんみせます！浮世絵」と大胆なキャチコピーです。
　これを見せられ、「これだあ!!」とインスピュレーションが騒ぎましたね。

　・・・ということで、１回目はめでたく「浮世絵鑑賞」に決めました。

　会場は初めて訪れる八王子の東京富士美術館です。

　今回のメインは何んと言っても葛飾北斎の《富嶽三十六景》です。
ちなみに後期（2/5～3/29)は歌川広重の《東海道五十三次》が展示されるそうです。

　この浮世絵展では超メジャーな北斎の《富嶽三十六景》ですので、どの展示会でも１０数枚は必ずあるものですが、今回みたいに４６枚が一堂に見らるのは滅多にないことです。

　浮世絵好きなワタクシでも、初めて見る作品が沢山あるぐらいですので、これは富士美術館さん、快挙かもしれませんぞ！！！

　こんな機会はそうあるものじゃないですよ。

　浮世絵に興味ない方でもこのシリーズは浮世絵を代表する作品と言っても過言でないので、ぜひ足を運んで見てもらいたいですね。

　それから、ワタクシが感激したのは、「浮世絵を刷る体験むができることです。

　浮世絵は複数の版木に色をのせて刷ってできるのですが、ナント、北斎の赤富士が出来上がるまでの工程を模擬体験できるのです。

　これは浮世絵の構造を理解するためにも素晴らしい体験でしたね。
　たとえ「模擬」と言ってもクオリティが高く、とても満足でした。

　こちらの企画を考えた学芸員の皆様に”あっぱれ！”を差し上げたいですね。

　　
　　　　　　　　　　　2015.01.22記載