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まったりできましたね。 |
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この日差しが温かい。 |
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すっかり観光気分でーす。 |
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京都にいるような気分・・・・。 |
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渋いムードでしたね。 |
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もう、お蘭さん感激・・・ですねっ。 |
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-土篭さんで喫茶しながら、温かい日差しが窓から入っているシーンに、秋川という多摩地区の郊外のやさしい長閑さをじっくり楽しんでいる乱蔵とお蘭であります。-
【お蘭】こじんまりとした可愛らしいギャラリーって、なんだかホッとする空気なのよね。
【乱蔵】オーナーの私市さんのお人柄が、この空間を造っているのでしょうね。
-企画展開催中の作家先生と楽しく会話したふたりは、笑顔の素敵なオーナーの私市さんに見送られて、ギャラリーを後にしました。-
【お蘭】木のぬくもりと手作りの温もりなのね・・・・。
【乱蔵】そうだね。秋川の景観もいいもんだし、俺の好きな芸術が身近にあって楽しめたよね・・・・。
【お蘭】最近は秋川の水量がちょっと少なくなっているってオーナーさんが言っていたわね・・・。
【乱蔵】上流の森林の関係もあるのかもね。人工林が多いから、保水力が弱っているのかもしれないよ。
【お蘭】へーっ・・・・。そうなんだぁ・・・・。
-お蘭さんは、サマーランドの観覧車を遠望しながら、「次はどこへ行くの?」と、期待が高まっているようですよ。-
-車に戻った二人は、あきる野市を五日市街道で西へ向かい、留原から小和田地区の山腹にある広徳寺へ到着しました。-
【乱蔵】さあ、ここはあの怪しい業平紹介のもっともお勧めの景観地ですよ。
-高台の駐車場で下りながら、乱蔵は周囲の静寂にあらあらと頸を左右させている妻のお蘭さんを境内へ導きます。-
【お蘭】あっらーぁ、うっそー、素敵じゃないのぉ・・・・・。
-広徳寺の大銀杏を背景にした雄雄しい美しさに感動するお蘭さんでございます・・・。
【お蘭】あーん、京都に負けないかもしれないっていうお話、本当だわぁあああ・・・・。
【乱蔵】でしょう・・・・。オトナのデートに最高だぜって、業平から聞いていたんだよ
-乱蔵は、お蘭さんの手をとって、大銀杏までの静かな空間をゆっくり歩いていきます。-
【お蘭】そうだ、京都へ行こう・・・もいいけど、そうだ五日市に行こうって、言えちゃうわぁ。
-東京郊外の素朴で美しい景観地でしみじみ幸せな時間を味わう乱蔵夫妻でありました。-
2014.12.07掲載 |
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