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大人のおもちゃ箱
<其の8> |
レアな趣味人 : ノブ君
昭和・平成時代に過ごした数々の日々。
ワタクシ「ノブ君」がこだわりぬいた逸品や
「懐かしい話題」を提供していきます・・・。
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【2014.04.06掲載】 |
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ギラーモ・フォルチーノ
立体造形作家 男性 1952年 パリ生まれ
レジン天然糊という素材を用いてコミカルなフィギュアを作る人。
世界的に有名な立体造形作家なので、ご存知の方も多いのでは?
レジンとは一見、不思議な質感のものだ。
むかし子供のころ誰でも一度か二度は紙粘土で何かを作ったことがあると思う。
形として完成させてから時間を掛けて乾かして固くなったら絵具で色塗りをして仕上げるヤツ。
最初見たとき、まさしく「紙粘土で色つけたもの?」と思った。
でも何か違うんだよな。この質感!
なんだか分からないけれど紙粘土ではない。ずしりと重い。
そしてこの何とも言えないコミカルでありながら、ものすごくリアルな造形に参ってしまった。
ものすごく好きになった。一瞬ではまった。秒殺そのもの!!
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彼の作品は数多いが乗り物好きとみえて、車、バイク、飛行機、船などをモチーフにしたものが多いのも私のハートを鷲掴みにした大きな要因だ。
でも高い。お値段が結構イイ。いやそれぐらいするものなのだろうけど。。。
今の私には、おいそれとは買えないプライスなのだ!
(興味のある人はネットで見てみて。)
だから暫くは、コジャレタ雑貨屋さんで「いいな〜。欲しい〜な〜」って観てるだけだった。
それが、ある日突然神様がご褒美? をくれた!
桁が違うのよ!? 値札の桁が。 4桁だった。二度見しても4桁だった。
それも女性の肖像画のお札を払えば、野口英世さんが1枚と大きめのコインが1枚おつりでバックされるお値段がついていたのである。
オフィシャルなものは箱もガイドブックも付いていなかったけれど作品ナンバー01323と刻まれたモノホンである。
そのお店はいろいろなもののアウトレット店でたまたま通りかかった。
人生コツコツ真面目に生きていれば、こんなこともあるのである?!
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