大人のおもちゃ箱 <其の2> レアな趣味人 : ノブ君 昭和・平成時代に過ごした数々の日々。 ワタクシ「ノブ君」がこだわりぬいた逸品や 「懐かしい話題」を提供していきます・・・。 メニュー
	【2013.08.01掲載】 　　 　その車の名はブルーバード。 　誰でも一度は聞いたことぐらいは、あるのではないだろうか。 　日産自動車の名車である。 　これはダットサン・ブルーバード（2代目 410型）。 　今から40数年前に、我が家にやってきた初めての「自家用車」である。 　 　 　それは、今の我が家にやってくる少し前のある日曜日だった。若き日の親父とおふくろ、2歳下の妹と家族4人で中古車屋に見に行ったことを、今でも鮮明に覚えている。 　その時親父はスカイライン（当時はプリンス・スカイライン 2代目 S50型）が気に入っていたようだが、いま思えばあの時親父は、おふくろの「経済観念」を突き付けられ、負けたらしい。 　スカイラインよりこのブルーバードのほうがいくらか安かったのであろう。 　 　その時の親父の気持ちを思うと男の辛さを少し感じる。 　ご縁があって我が家にやってきてくれたブルーバード。 　この車でいろんな所へ連れて行ってもらった。 　とにかく親父は車の運転が好きだった。仕事も生涯、車の運転にかかわる事をしていた。 　私も車の運転は大好きだ。 　 　そのＤＮＡは確かに受け継がれている。 　ブルーバード。 　美しくて、格好いい名前だと思う。 　だけど、もうブルーバードと呼ばれる車は、生産されていない。
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