大人のおもちゃ箱
<其の7>
レアな趣味人 : ノブ君

昭和・平成時代に過ごした数々の日々。
ワタクシ「ノブ君」がこだわりぬいた逸品や
「懐かしい話題」を提供していきます・・・。

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【2014.03.04掲載】
  
 正義の味方といえば我々の世代では、何と言ってもウルトラマンだろう。

 毎週、光の国から僕らのために命がけで日本を救いに来てくれていた。
 悪い怪獣と戦うときに彼に許されたファイトの時間は3分間だった。

 3分近くになると胸についているカラータイマーが「ピコン!ピコン!」と鳴り響き、色が変わって命の危険を知らせるのだ。

 あれには、毎回ハラハラドキドキさせられた。
 相手が手強く倒すのに時間が掛かっているとテレビの前で本気で大声出して応援したものだ。


 

  2年前の夏、近隣にある県立美術館にウルトラマンの展覧会が開催された。
 撮影に使われたウルトラマンや敵キャラクターなどホンモノが展示されるとあってマニア連中にはたまらない催しものだった。
 もちろん私も観に行った。
 日差しが強くものすごく暑い土曜日だった。
 
 10時少し前に到着した私は予想はしていたものの目の当たりにしてやっぱり驚いた。いるわ、いるわ。
 同年代と思しきおっさん達がまるで少年のような眼差しで目の玉キラキラさせてチケット握りしめて開館を待つ姿には滑稽さを通り越して感動すらしてしまった。

 この飛んでるウルトラマン、ジェットビートル、ポインター号は缶コーヒーのおまけである。
 コンビニ限定で2缶売りについていたものだが良く出来ている。
 飛行機ものの2機と車ものの2台はプラスチック製じゃないんだよ!
 なっなんと、ダイキャスト製なんだよ! これ、おまけだよ。!!!

 メチャクチャお気に入りのアイテムである。

 あと、このほかにちょっと大きめのウルトラマンとお約束のバルタン星人が我が家の中心部でポーズを決めている。



  
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