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 ~ベッドのお話~

         快適な睡眠とは


        編集部


 
 
   
 お独り様時代のベッド・・・・。

 どこで、どんなスタイルで寝るか。普段自宅だけで寝ている方と、夜勤や旅などで様々な寝床を転々としている立場の筆者とはもちろん意見が違うと存じます。筆者は月に20日は「外泊」している、年に1ヶ月分くらいは旅先で寝ている・・・・という立場で、色んな寝床で就寝していますので、逆に寝心地にはウルサイのかもしれません。

 ただ、最近はそういうライフスタイルが宿命であっても、月10日ほどの自宅の睡眠はやはり最高でありたい・・・という思いで、ベッドなり布団のよろしきを模索しているところです。

 また、独りで寝るか、パートナーやこども、あるいは猫と寝るか・・・という含めて、いかがなものが好ましいか愚考してみました。

 それにしても、真冬の2月の電気代請求が900円ちょっと、新年の1月、年末の12月で1,400円ほどであった筆者の生活はほぼ「家にいない」という状況ですから、普通の暮らしをしている人にはやはりヘンな人の感想だと思っていただければそれでヨロシイ程度のお話ではございます。

 最高のマットは固いウレタンでした・・・・。

 過去に腰痛があり、カラダが固めの筆者がこれまででもっとも熟睡できた最高のベッドは固いウレタンマットのキングサイズベッドでありました。

 こちらは、独りで寝ていてもパートナーがいても実に快適で、体の疲れを感じずに起床できましたので、過去のいかなる寝床にも比較できない快適があり、再現できないものかと今愉しく悩んでおります。

   
筆者にとって最高だったベッド  株式会社ベン・アクト様の楽天市場の出品商品より 

 どうも、フレームのイメージはアイアンベッドといわれる欧州風のクラシカルデザインのようです。筆者の感覚では南国の安ベッドなのですが、国内ではレトロ趣味の方のお好みみたいですね。ただ、これはフレームでありまして、問題はやはりマットであります。


 どうもお値段だけのもんだいではないような・・・・。

 筆者の育った時代の布団は、真綿のせんべい布団で、日に干したものが快適だった少年時代でありました。ベッドというものが与えられたときも、二段ベッドの片割れみたいな奴に普通に真綿の布団を敷いただけでして、大学生時代は、ビールケースを並べて上にダンボールを敷き、その上に布団を載せたというなんちゃってベッドでありました。

 まともに「マット」のあるベッドに寝ていた数年は、妻と小さい子供ふたりがおり、宮つきダブルベッドでやや柔らかめで、猫の乱入もあり、筆者にはやや腰が負担在り、カラダの柔らかい当時の妻は快適だったようですね。夫婦でいちゃいちゃしたり、幼い子供が甘えてくる場合はやはり大きなベッドはよかったようです。

 その後、下の布団はなんでもいい・・・と、座布団並べて敷布団として、猫と寝ていたり、離婚が決まって寝室を追い出されてからキャンプ用の銀マットだけでフロアの書斎でねたりしましたが、固めがいい男にはその時期は大した問題ではなかったようでした。40代前半くらいまではそんなんで平気だったようです。

 その後も、腰痛時代の長かった筆者はやはり固めのベッドが快適で、いろんな各種ホテルや安宿などの経験を踏まえてみても、ふわふわよりは固めがよろしいことを実感しています。問題は常に腰・・・でしたからね。

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 最近、某ホームセンターで、固めの厚手のマットを購入し、せんべい布団を上にのせてみました。実際これは快適な睡眠がゲットでき、シングルサイズですので、もう少しでかいサイズに発展させたい・・・・と野望を抱きました。

 性生活を営む場合のことを心配する方は多いですよね。
 AVのプロの方の意見で、マットが大事だ・・・という発言を読みました。そういう視点でアダルトのベッドシーンを閲覧して見ますと、確かにマットだけで勝負しているシーンが多いことに気づきました。筆者は固めがやはりいいのでは・・・・と察しますか゛、いかがなのでしょうか。

 最後に、経験的にこんな布団やベッドのときはどうだった、あーだったを少し書きます。


 ★都内のカプセルホテル
 多忙の中で、一風呂浴びた後の最高空間。気分はカイコ棚のサナギであります。24H働くイケイケ気分。
 ★老人ホーム夜勤でのソファーベッド
 安いレザーの冷たさが冬はしんどい。ときどき寝ぼけたお爺ちゃんが顔を近づけてきたのが苦痛。夜中の2時にお婆ちゃんの悲しげな声がエレベータのほうから聞こえるが死人にやめてといえない。
 ★福祉施設の仮眠タイムの簡易ベッド
 壊れかけのベッドにずっと干していない安布団。利用者の叫び声や尿の臭いがフツーになります。
 ★学生時代のビール箱並べたインチキベッド
 地元の奴が簡易宿代わりに勝手に使用しすぎた。大好きだった薄幸系女子が家出して来て、泊まったことがあるが、若いのに「いい人」やってしまい、生殺され人生の皮切りとなる。
 ★多摩地区山間部の激安ラブホ
 湿っぽい空気と奇抜なデザインの部屋だが、淫靡な風情と非日常な安らぎがあったりして案外寝やすい。
 ★旅籠屋さんの一室
 家族でエンジョイの一室いくらの快適さ。子連れで愉しい安堵の眠り。がきんちょ大喜び。
 ★昭和時代の幅の狭いせんべい布団。
 親戚縁者と座敷で並んですやすや。掛け布団も時代物で重いが、なぜかいい夢を見ていた。
 ★単身赴任時のワンルームにおける干してない敷布団。
 白すぎる部屋が眠りを妨げる。なんちゃって独身の孤独な眠り。ピッチな女の子に逆ナンされ、ついHしちゃう。
 ★都内郊外の温泉施設のコテージ
 ツインベッドはまずまずだが、湯上り、ほろ酔い、長じても生殺し也・・・・(笑)。
 
   


 

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                            記載 2018年03月15日

  
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