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        増田俊男さんのチャンネルです・・・。


        編集部

 
 
   
 自殺者の多い日本・・・しかし、数字のマジックすらある。


 厚生労働省は17日、国内の2019年の自殺者数(速報値)が10年連続で減少し、1万9959人(前年比881人減)だったと発表した。2万人を下回るのは1978年の統計開始以来初で過去最少。人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率も15・8で過去最少だった。ただ、後になって死因が自殺と判明した人の数が3月公表の確定値で盛り込まれるため、最終的に2万人を超す可能性もある。

 警察庁の自殺統計を厚労省がまとめた。年間自殺者数は97年まで2万人台で推移し、98年以降は14年連続で3万人超が続いた。03年には最多の3万4427人に達したが、12年以降は3万人を下回っていた。

 性別では、男性が1万3937人(前年比353人減)、女性は6022人(前年比528人減)で、男性は女性の2倍超。女性の自殺死亡率は9・3で、初めて10を下回った。都道府県別で自殺死亡率が最も高かったのは山梨県で22・3。秋田県21・9、岩手県21・7と続いた。最も低かったのは神奈川県で11・5。次いで京都府12・4、大阪府13・5だった。

 年間自殺者数が2万人を割ったことについて、厚労省の担当者は「自殺の要因は複合的で一概に言えないが、景気回復や、実態に即した支援が地域で進められた結果」とみている。一方で「依然として2万人が亡くなっている深刻な状況」として、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを活用した相談体制の拡充をはじめ、自殺未遂の再発防止プログラムなど自治体の取り組みを支援するとしている。【梅田啓祐】

 毎日新聞提供

  


 
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                                           記載 2020年01月18日
  
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