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森の中でクマさんと出会ってしまったら・・・・。 奥多摩の山に入っていると、「クマ出没注意」という看板がしばしばあります。 編集人が地元の古老に聞いた話では、クマさんが威嚇して両手を挙げた時などは本当にびっくりするそうですが、このお爺さんがどうやって危機を抜けたのかは聞き損ねてしまいましたけれど、クマさんの都合もあるでしょうから、うまくくぐりぬけたようでした。 筆者自身が山によく入り込んでいた時に、やはり「クマ出没注意」の看板があり、かまわず自分の遊び(渓流釣り)を優先して、昼過ぎに林道に戻り車の停めてある里の近くまで下っていましたところ、なんだかガサゴソする藪の音と、雑食獣の糞の臭いが伝わってきて、こりゃもしかして・・・・・とゾーッとしたことがあります。 慌てて早足で林道を降りて降りて、ションベンちびりそーになりましたけれど、あのガサゴソ音は、鹿やカモシカとは違うし、クマさんだった可能性がありました。 クマの駈けるスピードはとても速いらしく、熊笹を滑るように突っ走る・・・と、渓流釣りのベテランに聞いたことがありますけれど、そんなヒヤリ・・・をした経験のある方は案外少なくないのかもしれません。 ある東北のマタギが思わず走って逃げてしまったら、クマがぐんぐん迫ってきて・・・・・ああ、もうだめー・・・というタイミングで転んでしまったら、クマはその人を通り越してそのまま走り去って行った・・・・という逸話があります。 クマさんは逃げると一緒に走りたくなる傾向があるのかもしれませんね。人間の存在を示す、金属音やラジオの音などで防ぐ話は有名ですが、出くわさない限り向こうから人を探して襲いたい・・・というわけではないそうですが、小熊が一緒だと防衛本能が強くて危険であるとか、手負いになると襲ってくる・・というのは本能として当然かもしれません。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 画像の動画 ★クマさんと出会ってしまったときの対処法について 参考 「NAVER まとめ」様の記事より ○クマとの臨界距離は約12メートル クマと人との間に保つべき距離があります。これを「臨界」と言います。 臨界を越えて接近してしまうと、クマは危機感を覚え、そのため場合によっては人間を攻撃することもありえます。 ○クマに出会わないように(万が一出会ったときは) 基本的に、クマとの臨界距離は約12メートル 子づれの場合は、20メートル 母グマは、子どもを守ろうという意識が強いので、周囲に敏感になっているため、より大きい距離を保つ必要があります。 ○十分な距離があり、クマも気がついていない時 万が一熊に出会ったら(20m以上距離がある場合)、走らないで、熊の様子を窺いながら、熊から離れること。 あるいはクマが自分の進行方向とは異なる方向へ移動中の場合は,静かにやり過ごしても良いかも知れません. ○出会い頭にばったりクマと出会ってしまったら 熊を驚かす事をしてはいけません。急に逃げる、とか大声を出す、などです。 距離が10数mないし数mしかない場合は、その場に止まりながら、話しかけること(最初は普通の音声で、それからは大声で)。そして熊が立ち去るのを待つ。自分も少しずつその場から離れてみる。 彼らが、理由なく襲ってくることはないから、落ち着いて、そのままの姿勢で静かにあとずさりし臨界の外へ出よう。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ クマさんがとても速いことが分かる動画 こちら ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 記載 2017年8月16日 |
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