レアな情報 とりあえず「小耳に」

 ~西多摩のツウな楽しみ~

         ちょっと裏手に入ります・・・・。


        編集部


 
 
   
 東京郊外の魅力を味わう・・・。

 編集人にとっては、基本中の基本なのですが、なぜか自然と人情に恵まれた西多摩を楽しむ観光客のみなさんが、人口密度の少ないこのエリアでも、わざわざ人口が密集するところばかりで休日のお出かけでお疲れになっているのが、モッタイナイなぁ・・・・と思って数十年になります。

 観光案内も最近は充実しているのですけれど、メインの街道を通り、どこにでも掲載されている名所や名店を巡り、誰もが知っているような景勝スポットに人が集中して、これでは都心の日常とあまり変わらないのでは・・・・と、いつもモッタイナイ感を持っています。

 有名な場所やお店は確かに素晴らしいのですが、西多摩の魅力はもっと素朴でなにげない古めかしさや、親切心が最高なのだといつも思うので、もう少し誘導される「道」からそれてみたら、もっとこちらの自然や人情を楽しめるのではないか・・・・と感じます。

 おススメは裏道ですが・・・・。

 クルマで簡単に乗りつけたり、JRの企画でのホリデー号などでメインの観光スポットを行列みたいに閲覧するやり方を少しずらしてみるといいのではないでしょうか。

 これは、ひねくれた見方というのではなく、プロパガンダ的な情報はそれとして、ご自身のお気に入りのコースや居場所を開拓していくイメージで歩かれると、もっと楽しめる・・・というおススメであります。

 あきる野市で言えば、五日市街道や睦橋通りをそのまま行くのではなく、くねくねした裏道を散策されるのが楽しみが見つかるコツだと思います。田園風景もよいし、小さな酪農の風景も素敵ですし、小路のコスモスなんかも都心では味わえない美しさがあります。

 空を見上げて、トンビやカラスがバトルやっている光景なども、面白いですよ。

 例えばこんな楽しみ・・・・。

 有名なキッコーゴ醤油さんは、季節の商品も楽しく地道なファンも多いので、直販のお土産はおススメですけれど、近藤醸造さんの南側の住宅街に「加賀屋」さんという味な蕎麦やさんがあります。
 こちらでは、実に素敵な西多摩のムードが満喫できますし、有名な黒茶屋さんのすぐ近くにある佐五兵衛さんでは、五日市ほうとうで知られていますが、本格派の板さんの素敵な創作料理がいただけます。ツウな方が感激するお店もありますし、もっともっと隠れ家や内緒のスポットを見つける楽しみがあります。

 ネットで調べて・・・・は結構なことですが、ちょっと足を使ってお試しすれば観光ガイドのような玄関情報だけでなく、じんわり感動できるナニカを発見できるはずですね。

 あまり知られていない、寺社をあえて巡るだけでも発見はあります。
 なにしろ、二宮あたりは奈良時代以前の「都会」だったのです。埋もれた魅力はまだまだ隠れています。

 

 
西多摩の自然は「穴場」に魅力あることを知ってほしいですね・・・・・・。

 
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                                           記載 2018年10月31日
  
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