レアな情報 とりあえず「小耳に」

   ~プライバシー権・・・の話~

             日本人の意識について。


        編集部


 
 
   
 日本人のプライバシー権についての勘違い・・・・についてとても興味深い記事がありました。
 参考のホームページはこちら 。いつもお世話になっている「ハーバービジネスオンライン」様のオピニオンです。
 
 こちらは読んでいただければ幸いですが、興味深いセンテンスを紹介します。

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 ★そもそもプライバシー権とは何か?
・・・実は、個人情報とプライバシーは、まったくの別ものである。

 プライバシーというのは、究極的には「自分の私的領域を国に管理されない権利」、言い換えれば、「自分の人生を自分で選び取る権利」ということ

 住所や名前などの流出騒ぎは、個人情報の問題でプライバシーの話ではない。

 ★パブリックとプライベートを徹底的に分けて考える

 公的領域(パブリック)と私的領域(プライベート)があって、プライベートに関しては、最大限の個人の自由を認められるということだ。(米国裁判の判決から)

 「自分の人生を主体的に選ぶ」という考え方が、プライバシーの本質である

 公的領域・・・たくさんのルールがある。
 私的領域・・・自分と自分の近しい人たちが納得できればいい。



 ★働き方改革というのは、まさに個人のプライバシーの問題

→電通で起きた高橋まつりさんの事件も、この自己決定権を踏みにじられたがゆえに起きた悲劇???


★「働き方改革」に欠けていること

 政府の大号令のもと、全社17時強制退社というのは、プライバシーの本質を完全に無視している

 人と違った人生を歩む権利を尊重する——これを、少しずつ社会の中に根付かせていかなければならない。

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 「誰かに決められるのではなく、自分の人生を自分で選び取るプライバシーの観点」を・・・と論者は結論付けています。

 何十年も社会生活を営んできたわが身に染み入る論文でありました。
 もちろん、賛成です。
 
 

                            記載 2017年3月27日

  
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