レアな情報 とりあえず「小耳に」

 ~タヌキに出会いました~

         多摩地区の野生動物なう


        編集部


 
 
   
 福生市熊川一丁目にて出会ったタヌキくん。

 夜の帰り道に、ふと小路を横切るまるっこいぬいぐるみのような動物・・・・。あ、久しぶりのタヌキだぁ・・・・と思い、車を停車して用水路につづく隘路から振り返ってこちらを見ているタヌキ君とにらめっこしました。

 寒い夜ですから、ふかふかの毛皮があたたかそうで、微笑んでしまいましたね。

 さすがに武州多摩であります。平成時代もそろそろ終わりますが、野生のタヌキは健在であります。

 多摩川の拝島橋上流の河川敷では野生のイタチも数年前に遭遇しましたし、羽村市の羽加美緑地では、野生のキツネに出会っています。夜行性動物の場合、夜半に出会うことが多いのですが、案外住宅地に平気に出没するのは興味深い。

 これからますます空家が増えていく時代になりますから、廃墟などが彼らのお城になっていくのかもしれないですね。

 鳥たちも・・・・。

 西多摩エリアではありますが、最近は野鳥が増えているような気がいたします。ハトが増えすぎと問題になり、エサやりをしないで・・・という運動が長く続きましたが、最近はノバトたちが多いし、先日は尾長鳥の大群がいました。

 シジュウカラの仲間もよく見かけますし、水鳥たちもかなりたくさん河川で見かけます。白サギやアオ鷺はいつも見えますし、ノガモたちも多摩各地にいます。立川の昭和記念公園の池には、かわいいカイツブリが多くて楽しめますね。

 猛禽類も空で羽ばたいている元気な姿を発見すると、人口が減っていく時代も生き物全体からすれば悪いことばかりでもないのかも・・・なんて思ったりします。


 ウォーキングで楽しめること。

 武州多摩・・・という感覚で生き物を発見しながら歩いてみるのも楽しいものです。
 地上のタヌキ君、空の鳥たち、水の中で生息する生き物たち・・・・・かれらを友と考えると、私たちの故郷多摩地区は魅力がいっぱいみたいですね。




   


 

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                            記載 2017年12月07日

  
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