レアな情報 とりあえず「小耳に」

   ~通信ツールの話~

             何をどう使えばいいのか・・・・。


        編集部


 
 
   
 光ファイバーやPHSはどうなっているのか?

 通信情報の時代が劇的に変化しています。私たちはさりげなくそれを享受しているのですけれど、あの莫大なインフラの投資はどうなっているのか・・・・という問題を忘れないうちにさらっておきたい気分になりました。

 まずは、通信速度や容量が劇的に発展したはずの「光ファイバー」による革命が、Wihiの普及によって、そんなめんどうちぃ有線なんて、いかがなものか・・・・という時代になってしまったこと。

 機器は丈夫だし、安価で使いやすかったPHSが、生産中止になって嫌がおうでも、スマホでもガラケーでもない、ガラホに変えざるを得なくなっている現状の強引さ・・・に疑問あり・・・。

 筆者の感覚ですと、ソフトバンクという革命児が、3大キャリアとして君臨してしまってから、隙間を埋める粋な通信機器が滅亡してしまった感があります。大将の孫さんは尊敬できる素晴らしい事業家ですけれど、なんだか秀吉の天下人以降のムードに似てきた感じがいたしますね。


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 費用と時間をかけて整備したインフラが死に体になっていることを憂いております。光ファイバーは整備してしまったのに、コストの関係では電波系にチェンジして固定電話をキープするほうが断然お得なので、私も大手様の勧めるままに電話線を使わないプランにしてしまいました。

 また、長年親しんできたPHSも、大手様の勧めるままにガラホに切り消えて、突然の別れになったのですけれど、データ通信をそのままにしておくと莫大な請求が来るということで、Wihiを拾えるときだけネット利用というタイプにしましたけれど、今では併用のスマホと2チョウ拳銃状態で、小型ルーターがとてもエライ機器になっております。

 格安スマホは入門としてはよかったのですが、容量が小さすぎて、必要なアプリを使っていると、アップロードする余裕もなくなってしまう上に、格安ならではの売り込みメールの押し付けが多くていちいちチェックしているのがとてもウザクなり、大手様の勧めるままに途中解約して、キャリアのスマホにチェンジしてしまいました。スマホは使っているうちに中高年でも慣れてくるので、格安だとすぐ限界がきて、私のような状況になりがちらしいですね。

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 ところで、今はWihiがとても重要な時代になってきていますけれど、そもそも無線系と有線系は思想が違うのではないでしょうか? 一般ユーザーとしてはどっちでも割安で便利に使えればいいのですけれど、21世紀になる寸前にあれだけ大騒ぎして推し進めた光ファイバーが死に体にしてしまってよろしいのか、もったいない気がします。

 PHSだって、同じです。病院で重宝されるのにはペースメーカーの関係などでもメリットあるからですけれど、インフラをアレだけしっかり整備して、もうあとがないよ・・・って、でかい会社の利益優先で見捨てられた功労者みたいで悲しいものがありますよね。

 はい、それでも、私ですら、光通信とグッドバイ・・・・プロパイターさんともさようなら、アプリ時代から親しんだPCは使っていますけれど、スマホは便利で使っていますから、ポケットWihiをいつも持っている関係で、有線系とはお別れして、ついでにプランとコスパの関係で、あっという間にPHSがガラホになってしまいましたよ。

 ・・・で、私が素人として思うのは、公共の場でフリーワイハイがどんどん整備されて、ワイハイ自体が無料で使えて当たり前・・・になっていくのでは・・・・という感覚がします。Wihi電波がフリーで飛んでいて当たり前で、飛んでないのがダサい・・・みたいな時代になりそうな気がします。むしろ、社会の義務として、ラジオがただで受信できて当たり前みたいな感じ・・・でしょうか。というのは、常にルーターを持って歩いている感覚が、「なにか違う・・。」と感じるからです。

 日本の通信業界でおかしいと感じているのは、シムフリーを凄く嫌がって囲い込みをいつまでもやめない、反グローバル時代が長かったことですね。最近でも、数ヶ月は縛りますでしょ? 機器と通信料は別物・・・というのが世界標準だと思うので、私の初代スマホ(格安)は解約前にシムフリーにしましたので、これからは海外で利用する第2の生きる道ができましたが・・・、なんでもセットになっている業界が前から不自然でしたけれど、今もそんなものであります。また、コマーシャルのメールが多すぎて、本当に忙しいときはイライラいたします。しつこすぎるからです。

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 ぐちゃぐちゃ書きましたが、今の時代のすごさは確かに感じます。
 筆者の交流先は、フェイスブックおよびメッセンジャーの90%が外国人で、ラインの20%も相手が外国人です。

 確かに便利です。昔は国内でも地方に行っているだけで、通話利用は高くて手紙でやりとりするのが普通で、筆まめな私は親しい友人には多いときは便箋に30枚の手紙を書いて送っていました。今だったら、無料通話やラインでやりとりしてしまうから、そんなに文学的気分になるまで煮詰まることもないのでしょうね。海外の人とも、ビデオつきで会話していると会っている気分になるので、ときには現地に行った心地になって素敵なことも多少はあります。

 遠距離恋愛などしていると、有難さもありますが、いらないケンカになることもあり、まあ、これは余談ですけど・・・。

 今の時代、国際的にリアルタイムでつながっているのは確かでありまして、たとえ行ったことのないない外国でも、住所からグーグルアースで周囲の様子を見ておけばそこがどんなところなのか、想像がついてしまいます。路上に元カノの自動車とペットの猫がいたのを見ていますし(モチロン海外)、知り合いのお年寄りが管理人として働いているビルをググって、アースしたら、ご本人がゴミだししているシーンが出てきたこともあります。

 ラインのメッセージや、メッセンジャーのお知らせが入ると、海外の人からのメッセージなのか、単なるコマーシャルがいちいち報告されているのか・・・・・一瞬自分の時間が止まってしまう。

 電話してくるのはよほど親しいか、お年寄りに限られてきて、フツーのやりとりはラインやカカオじゃないと、煩わしくなって来たりします・・・・。仕事の連絡も筆者の周囲はラインが主流になっていますね。

 ただ、気をつけないと本当に自分の静かな時間・・・というものが一日のうち、まったくなくなってしまう可能性もあり、眼球や神経の疲労に悩ませられることも少なくないです。しかし、こういう時代はよく考えるとまだ始まったばかりであります。・・・・さあて、どうしたものなんでしょうねー・・・・・。私たちの「みらい」です。
 

 話と関係ないですが、乱蔵氏がおごってくれたトンカツであります。

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                            記載 2017年6月30日

  
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