今日も、お蘭さんは
お米さんと買い物です。
★庶民にウレシイお店 
 
三平ストアー 三鷹市下連雀。
ちょっと懐かしい三鷹のムード・・・の巻


-お蘭さんと、韓流ハマリの友達お米さんは、
三鷹駅南口で買い物することになりました。-


      
 
  
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
   
 
 
   
 
   
 
   
   
   

-中央線の特別快速が止まる三鷹駅はとても便利。お蘭さんが
三鷹駅南口のロータリー上の広場で友達のお米さんを待っています。
この場所は、何だか署名活動とか寄付のお願いみたいなのが多いですね。-

-駅を背にして左の線路沿いに進めば井の頭公園。正面の道を進めば古くからの商店街があります。-

【お米】おまっちー・・・蘭ちゃん・・・。

【お蘭】チャル プタッカムニダ〜(よろしくお願いします)・・・。

【お米】何行ってんのよぉ? ほほほ・・・・。
それじゃあ、「よろしくおねがいします」じゃん・・・。

【お蘭】乱蔵旦那が、
萌え萌え娘っぽく「よろしくおねがいしますぅ・・・」ってやると、最近喜ぶのよぉ・・・。チャル プタッカムニダ〜ぁっはーん・・・。

【お米】あらあら、好きにしてちょーだい・・・。
ナニを「おねがい」だか? しょーもない、熟女ね、アナタ・・・。

-と、いうわけで相変わらずおふざけモードで、今日の目的である、南口を歩くことになりました。三鷹駅は立川と違って、小じんまりしていますので、一般商店とか、ちょっと面白そうなお店がないか探すのも楽しそうです-

【お蘭】ねえねえ、
ワインの専門店みたいねぇ。

【お米】へぇー、色々種類あるわねぇ。

-と、彼女たちが注目したお店は、品のいい老オーナーがこだわった店づくりをしているムードの
「アライ」という酒屋さんです。-

【お蘭】ふーん、
チリワイン、スペインワインかぁ・・・。南アフリカワインなんていうのもあるわねぇ。

【お米】まあ、お手頃価格ね。
勝負ワイン?・・買っちゃおうかしらぁ?

【お蘭】「勝負ワイン」?・・・・ほほほ・・・。おヨネちゃんらしいぃー。

【お米】ワインはまったりしたいときサイコーよね。

【お蘭】φ(゚Д゚ )フムフム…。

【お米】私は、お酒弱いから
「ちょっとだけょぉ〜」って感じね。。

【お蘭】キャハハハ・・・・。
加藤茶じゃん・・・。

【お米】
若い嫁さんもらっちゃってさぁ・・・。ぜんぜん「ちょっとだけ」じゃないわねぇ。ふん・・・・オヤジたちの鼻の下って、一生長いのね。

【お蘭】ははは・・・。でも、お米ちゃん、加藤茶好きでしょ?

【お米】・・・・ん、まぁ・・・。「ちょっとだけよぉん」・・・。

【お蘭】キャハハハ・・・・・。
「アンタも好きねぇ〜。」


-メインの通りを二人で眺めながら、駐輪禁止を取り締まる人たちを眺めつつ、東急ストア向かいの歩道をテクテク歩く二人です。-

【お米】ここの商店街は、けっこう元気って感じ・・・。

【お蘭】ドラッグストアが多いような・・・・・。

【お米】そうねー。家具屋さんとか、おもちゃ屋さんとか、でも何だか老舗っぽいところもあるみたいねぇ。

【お蘭】あ・・・。この和風喫茶・・・。聞いたことがある。

【お米】ははあ、ステキね。・・・・あっ、この大福は母がよく買ってきたやつかな?

-お店の名前は「たかね」です。
甘味喫茶として有名な老舗でした。-

【お蘭】
「たい焼き」で有名な店でしょう?

【お米】そうそう・・・。でも母は、豆入りの大福が好きでよく買ってたわぁ。

【お蘭】あーっ・・・。創業昭和28年って。ここは、旦那が小さい時、伯母によく連れて来てもらったところよ。

【お米】へーっそうなんだ。

【お蘭】そういえば、旦那は駅前の
「三平ストア」にあった10円寿司で、いつもお腹いっぱい食べさせてもらった・・・・とか言ってたわぁ・・・。

-「10円寿司」というキーワードに目が光ったおヨネさん・・・。二人はたかねでお土産を買うと、三平ストアがどうなっているか、見に行くことになりました。-

-三平ストアは駅に戻る途中の左にすぐ見つかりました。-

【お米】ここって、
新宿の靖国通りにある本店の支店ね。

【お蘭】きっとそうだわ。でも、もっと背の高いビル・・・って聞いていたけどぉ・・。

【お米】1階のスーパーと、2階のテナント(100円ショップ)だけねー。

-それでも、二人は何かヒラメクものを感じたようで、ご入場です。
20分ほど、品定めをした二人は手にショッピング袋を下げて出てきました。-

【お蘭】ほほほ・・・・。結局、私達っていつもこーねぇ。

【お米】主婦(私は元主婦だけど)って、お安いのに弱いわぁ・・・・。
店に流れていた音楽が、ウチの近所のディスカウント店とおなじだった(笑)。

【お蘭】ホント? 気づかなかったわぁ・・・・・。
また、野菜と果物買っちゃったけど、これで
1,016円とは有り難いわぁ。

-結局、また重い野菜と果物を下げて帰宅する二人でした。-

-その日の夜8時半です。帰宅したご主人に夕食を出しています。
お蘭さんは、乱蔵さんがカブの味噌汁をおいしそうにすすっているのを見ています・・・・。-

【乱蔵】・・・・・。んーっ・・・。
カブの味噌汁ってうまいねぇ・・・。

【お蘭】「三平ストア」の10円寿司って何時の時代?

【乱蔵】そうだなぁ、30-40年前かなぁ。

【お蘭】そりゃ、ビルも建て替えれば、店も変わっちゃうわねぇ。

【乱蔵】ありがたい寿司屋でね。伯母さんが、10円のやつなら好きなだけ食べていいと言うんだよ。オレは
マグロばっか30個食べて、板さんに笑われたね。

【お蘭】へーっ。ちゃんと
手で握っていたんだァ・・・。

【乱蔵】もちろーん。

【お蘭】ア・ナ・タの食いしんぼは環も同じね・・・・。ほほほ・・・。

【乱蔵】おっ・・・・。そういえば、三鷹の南口に
美味しいバッテラ売ってたなぁ・・・。

【お蘭】へぇーっ。今もあるのかしら?

【乱蔵】どうだろうねぇ・・。何しろ古い店だよ・・・。でも、あるかもねー。

【お蘭】じゃあ、また行ってみようかな?
井の頭公園の散歩も兼ねて・・・・。

【乱蔵】そりゃいいね。環でも連れて行ってやったら?

【お蘭】うんうん・・・。帰りは
吉祥寺駅に抜けてみようか・・。

-乱蔵は、食事を終えると膝の上に来たプリンちゃんを撫でながら、何か考えているようですよ・・・・・。-

【お蘭】どーしたの? ダーリン?

【乱蔵】まぁー、そのー・・。なんでもないけどぉ。

【お蘭】あっ・・・。わかったぁ・・・。

【乱蔵】いっ・・・?

【お蘭】
ワタシとお風呂一緒に入りたいんでしょ!?

【乱蔵】うぇーっ・・。お蘭ってスゴいやぁ・・・・。

【お蘭】「吉祥寺」って言って、あなたがナニ思い出したかわかったのぉ・・・・。

【乱蔵】ははは・・・・。随分前のことだったねぇ・・・。あの日はワイン・・・。吉祥寺の洒落た店で飲んだ・・・・。

【お蘭】ピンポーン・・・・・。買ってあるわよぉ・・・・。ワイン・・・・。

【乱蔵】WoW・・・・。(
君のためなら死ぬる?・・岩清水君曰く)

【お蘭】でも、ウチは
ジェットバスじゃないわよぉ・・・・。

【プリン】ウォン、ウォン・・・・・。
   
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