今日は、一家で
お出かけです。
★多麻家のふれあい 
 
夏休みのおでかけ あきる野市秋川渓谷
「川原のキャンプ」って楽しい・・・の巻A

 前回
-乱蔵一家は、夏休みのある日環くんの
希望で秋川渓谷にキャンプに出かけました。
川原でのお泊りはどーかなぁ。-


      
  
 
 
 
   
  
   
   
 
 
 
   
 
 
  
 
   
 
 
 
 
   

-多麻家ご一同のテントサイトの周囲に、日帰りの川遊びの皆様がぞろぞろと増えてくる時刻になりました。ムードは山間部・・・とはいえ、そこは
東京の郊外ですから、人が集まるのは当然かもしれませんねー。-

-乱蔵は途中のコンビニでビールやジュースをしこたま買い込みましたけど、今日のお昼は「ソーメン」が楽しみなんですぅ。-

【お蘭】やっぱり、朝いちばん!っていうのは正解だったのねー・・・・。

【乱蔵】早起きした甲斐があったということだぁ・・・。業平に、口が酸っぱくなるほど早く行けっ!!って言われてたけど、ホンマですわぁ・・・。

【田万里】あはは・・・。パパが関西弁やっても、似合わないわぁ。

【環】それにしても、
ソーメンうまいねっ・・。ズルズル・・・・。

【田万里】お水が冷たくて、天然水のソーメンってチョー美味しい!!

-天然水ですすいだソーメンに、冷やしトマト、お蘭さんの手作り浅漬のキュウリ、そして、乱蔵が必死に釣り上げた川魚の香葉焼きで昼食中のご一家です。-

【乱蔵】ウムウム・・・。冷えたビールがうまいっ!!五臓六腑に染み込みますなぁ・・・・。

【お蘭】アナタ・・・。私にも、その冷やしトマトとってヨォん・・。

【乱蔵】いいともさぁ・・・。おっ・・・。トマトを噛じるお蘭ちゃんも、またいいですなぁ・・。。

【田万里】ホントにパパたちってラブラブなのねーっ・・。

【環】ソーメンなくなったから、もっと茹でていい?・・・・。


-食いしん坊の環くんは、やはり麺類が大好きみたいですねぇ。カセットコンロでお湯を沸かせて、新しくソーメンの束を突っ込んで、上手に箸で湯掻いていますよぉ。-

【乱蔵】いやぁ・・極楽、極楽・・・。さっき、
カワセミも発見したし、土手の沢で、サワガニも発見したぞ・・・。晩のツマミにあとで採ってこようかなぁ・・。

【お蘭】カワセミって派手でキレイだったわぁ。かわいいのねぇ。
でも、サワガニって食べられるの?

【乱蔵】もちろーん。シンプルに炒めて、ちょいと醤油かければいいのよ。

【お蘭】それじゃあ、私はナスを焼いて、生姜醤油かけて食べるわぁ・・・。

【乱蔵】おおっ、夏の野菜は美味いねぇ・・・。

【お蘭】おほほ・・・。夏のワ・タ・シも美味しいわょぉん・・。

【乱蔵】・・・。ひーっ、お蘭はいつでもおいちぃ・・よ。

【お蘭】あらん、ダーリン・・ったらぁ・・・。

【乱蔵】わしゃ、ちょっとお昼寝タイムじゃあ・・・。うおぉぉーん・・・。
早起きしたから眠いんじゃあ・・・・。

-和風のゴザをシートにしているご一家ですが、乱蔵さんは、お蘭さんの
膝枕でゴーゴーと気持ちよさそうにお昼寝を始めました。
チワワのプリンちゃんは乱蔵の両足に挟まって、いっしょにお昼寝でございますぅ。-

-乱蔵が爆睡すると、お蘭さんも乱蔵の頭を腿で枕にしてあげたまま横になって、すやすやとお昼寝をご一緒しておりまーす・・・。-

【環】さっき、パパがやっていた
アンマ釣り、お姉ちゃんもいっしょにやろうよ・・・。

【田万里】へぇーっ。あれって難しくないの?

【環】簡単だよっ・・・。

-環くんとタマリちゃんは、荒瀬に入って、竿についた糸と竿先を下流に流しては引き、流しては引き・・という、アンマ釣りを初めましたよ。-

【環】おっ・・・。もう釣れたあ。・・・・。これはハヤだねっ・・・。

【田万里】あっ・・・ほんとだぁ。キミ、うまいじゃん!

-環くんは、父親の動きをよく見ていたので、アンマ釣りのコツを習得したようです。-

【田万里】あっ・・。ビビビってぇーっ。・・・。キャア、釣れたァ・・・。

-タマリちゃんも、お初のお魚ゲットでございます。-

【環】おっ、ねえちゃん、すごいじゃん。・・・・。これって
だよぉ。

【田万里】へぇーっ・・・。鮎が掛かることあるんだァ。

【環】なんかいい匂いだねぇ・・・。

【田万里】スイカみたいな匂いがするわぁ・・・。

-大はしゃぎの姉弟です・・・。-

【田万里】よっしぁ〜、もっと釣っちゃうわぁ・・・・。

【環】うんっ・・・。ぼくも!!

-二人は、ノリノリで次々と魚をゲットしています。川はあまり冷たくないようですが、お客さんが増えてきたので、アチコチで子供たちの歓声が響いていますねー。-

-そして、午後3時過ぎになりましたぁ。-

【乱蔵】うーん・・・。川べりの昼寝ってサイコーだぁ・・・。

【お蘭】私も、ちょっとそこの淵で泳いじゃおうかなぁ・・・・。

【乱蔵】よっしゃあー。オレもプカプカ浮いてみるかぁ・・・・。

【田万里】ははは・・・。パパのお腹は浮き袋みたいによく浮くんでしょ?

【環】うん、そうなんだよぉ・・・。オデブちゃんってよく浮くんだぜぃ・・・。

【田万里】へーっ・・。ほんとなんだァ。あははは・・・。

-淵で、プカプカ浮いている乱蔵と、浮き輪につかまって、足をバタバタさせているお蘭さんを見て、大笑いの姉弟です・・・。-

【乱蔵】川に浮き、耳に染み入る蝉の声・・・っとぉ。

【お蘭】蝉もいいけど、ア・ナ・タの「浮き具合」も見事なもんだわぁ・・。

【乱蔵】いつもプーカプカ、プカーっとぉ・・・。

【お蘭】川って、入っていると冷たくないわねぇ・・・。

【乱蔵】うーん、谷間から見える青空っていいなぁ・・・。

【お蘭】いいわねぇ・・・。

-環くんは、父親に頼まれた飯盒でお米を一生懸命といでいます。田万里ちゃんは、野菜を刻んだり、生姜を擦ったりしています。
キャンプでの楽しい夕食の準備ですねぇ。-

 続く

    
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