西多摩へ夫婦旅です!!
★冬の和食巡り①

-乱蔵とお蘭の食べ歩きです・・・・・。-

      今回は西多摩方面へ向かいます。


 
 
 
夫婦で楽しいお店です。
  
 
西多摩をプロデュースしている
高橋敏彦氏の味わいある世界。
 





 
  
 
お客さんが多くて、ちょっと待ちました。  
 
-乱蔵とお蘭のラブラブ夫婦は、冬のドライブを楽しんでおります。-

【お蘭】今日はアナタの知ってる和風のお店に連れて行ってくれるんでしょ?

【乱蔵】・・・・はーい。業平とは暮れに山の中で焼き魚とうどんを食べるへんな遊びしましたけれど、奥様にそれは寒いから、ちゃーんとしたお店で美味しいもの食べていただきますよっ・・・。

-五日市街道をぐんぐん西へ走り、武蔵五日市駅が見えてくると、乱蔵は檜原方面へ左折しました・・・。-

【お蘭】ここは
「のらぼう」という地元野菜が有名だから、春になったらこのへんで買ってきて頂戴ねっ・・・。

【乱蔵】ああ、そーだね。春になったらファーマーズセンターか、露天の無人店でも寄って買ってきますよ。

【お蘭】それはそうと、今日はどんな食事連れて行ってくれるのかな????

-乱蔵はウインクすると「任せなさい!!」とばかりにお蘭さんの頬を指で撫でました。-

【お蘭】あーっ、それは和食でうどん系だと、貴方はテレパシーしましたねっ・・・。

【乱蔵】おお・・・・。さすが夫婦「合体」いや、「和合」のお蘭さん、ワシの心を読んでしまいますねー・・・・。

-お蘭さんは乱蔵の「合体」発言に大笑いであります・・・・。-

【お蘭】歴史ある五日市だから、その昔、旅人の食べるのはソーメンで、今はオイシイ醤油とか、キレイな水で茹でた色んな麺が楽しみねっ・・・。

【乱蔵】そーなんです。江戸時代の昔はここに炭屋さんがいっぱいあって、今日は唯一残っている老舗の
寿美屋さんの和食店「寿庵 忠左衛門」に行きますっ・・。

【お蘭】へーっ・・・。昔、業平さんがお世話になった老舗ねっ。
 なんでも、大正時代の母屋があって、美男美女のご一家が経営されているとか・・・・。

【乱蔵】あいつ(業平)がお世話になった老舗は多くあったけど、寿美屋さんのお仕事はホントに素晴らしい・・・って、いつも聞かされていたからねっ。

【お蘭】そうかあ・・・・・。西多摩に残っている人情や昔ながらもおもてなしに、あの人は惚れこんでいたから、その話は信じるわっ。

【乱蔵】さあさあ、到着です・・・。おおっ、もうお昼過ぎてるけど人気でお待ち時間がありそうですな。

 まあ、待っている間は、お蘭はお店の商品でもウォッチングしててちょっ・・・。

-・・・というわけで、お店のお席が空くまで、お蘭さんは販売店のウインドウで各種商品を眺めながら、帰りのお土産も探していたようですね・・・。-

-・・・・・。ほどなくして、ふたりは和風にオシャレな店内にご案内されました。-

【お蘭】こういうムードって、西多摩らしくて落ち着くのね。

    


【乱蔵】この奥で茶房「むぺ」を経営している高橋敏彦さんという芸術家の先生がコーディネートしたというお話を聞いております。

-お蘭さんは、高橋画伯のプロデュースしたムードが、長年、西多摩の観光を盛り上げていることを初めて知ったようですね・・・・。-

【乱蔵】おっ、来ましたね・・・。ああ、この料理食べるの楽しみでしたぁ・・・・。

【お蘭】あらぁ、いい感じ・・・・。
 素朴だけど、なんかオシャレでいいわぁ・・・・。

【乱蔵】はいはい・・・・。西多摩の「温故知新」の味、楽しみましょう・・・・。

-・・・乱蔵とお蘭さんは、温故知新のムードにうきうきしながらウドンを召し上がっておりますね・・・・-

-ゆっくりとした時間が、ふたりに至福の癒しを与えてくれているようであります。
 食事を終えてから、お蘭さんは気に入った麺類をいくつかお土産に購入してから、車に乗り込んできました・・・・。-

【お蘭】アナタ・・・。せっかく業平さんと西多摩巡りなんどもやってきたんだから、ドライブしながら楽しそうなところ通ってちょーだいよお・・・。-

【乱蔵】はいはい・・・・、今日は、晩飯も和食巡りでコチラ方面でいただく予定だから、ちょいと足を伸ばしてドライブしましょーかねっ・・・・。

【お蘭】お願いしますねっ。こちらはとても寒いって聞いていたから、今日はあったかい上着持参しているから・・・・。

-・・・・と、お蘭さんはモコモコのボアの入ったコートにくるまれて、嬉しそうに笑っております・・・・。-


 続く
   2016.01.04掲載
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