今日は、お蘭さんが
お米さんとお出かけ。
★デフレに挑戦のお店 
 
フレッシュ八百政@ 立川駅南口錦町。
「フレッシュやおや」で買いすぎ・・・の巻


-お蘭さんと、韓流ハマリの友達お米さんは、
立川駅南口を散策することになりました。-


      
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
   
   
 
 
   
   
 
   
   
   
   
   
 

-立川駅南口で友達と待ち合わせ中のお蘭さんです。-

【お蘭】(立川駅の南口って、けっこう開けているのね・・・・・。)

-立体歩道の上で佇みながら、正面の「アレアレアビル」の大液晶画面
の映像をポワン・・・と眺めています。-
-そこへ、ぽっちゃり系のアラフォー女性が羊のように膨らんだふかふかのハンドバックをゆらゆらさせつつ、近づいてきました。

「アンニョンハセヨ、蘭ちゃん!コンガンハセヨ?」

【お蘭】ああ、おヨネちゃん。待ってたわよぉ・・・。

【お米】チョフン ナルシイムニーダぁ・・・。

【お蘭】わかったわよお。もうー、韓流ハマリはチョットヤリスギーナダ!!

【お米】とりあえず、南口の
コリアタウンっぽいところ歩いてみる?

【お蘭】へー、そんなとこあるんだぁ。

【お米】あるのよお、(かなり小さいけど・・・。)
さあ、いこ、行こう・・・・。

-ロータリーを横切ってエスカレーターで地上に降りると、おヨネさんはたくましい足をばたばたさせるように、グングン路地へ入り裏道みたいなところへ突き進んでいきます。大原簿記学校を回りこみ、JAの建物を横目で見ながら裏道を行くと、韓国スナックの看板や、焼肉料理店などがポツン、ポツンと見えてきます。-

【お蘭】へぇー、「一瞬」は、大久保みたいなムードになるわねぇ・・・。
だけどぉ・・・、スナックばかりで今の時間は閉まっているわねー。

【お米】そうねえ。夜はちょい、ソウルの下町みたいなムードあるんだけどお・・・。

-で、お二人は大通りに戻り、ウィンズ立川向かいの「豚Q」という韓国家庭料理店に入りました。ランチタイムが充実しているようで、店頭のメニューを見ながら、いざ入店・・・。-

【お米】お蘭ちゃん、貴女っていつも「ビビンバ」よねぇ。

【お蘭】若いころ、いつも旦那が
「ビビンバ」「クッパ」そして・・・「レバ刺」ってやってたから、
お昼だったら、つい、ビビンバ・・になっちゃうのよ。

【お米】ふーん、よっくわかんないけど・・・。「レバ刺」って、キャー、あなたスキねー。
・・・・もっとも、最近はコンニャクにしちゃってる店も多いわね・・・。

-キラリと光る、おヨネの瞳。彼女は梅チューハイも一杯ひっかけたので、ちょっと「スケ●モード」になっているようです。-
 おヨネさんは、いかにも・・・と思い知ったように-

【お米】でもねー。焼肉って、深い関係の人と勝負の前に入る店じゃないぃ・・。
彼とか、旦那とか・・・・ふふっ・・・不倫相手とか・・・・・。

【お蘭】オラオラ・・・・。でも、マジにね・・・。マジャヨ(その通り)!!
おヨネちゃんたら、韓国ハマリになってから、色気づいてんなぁ・・。(もーH!)

【お米】いいじゃないのぉ。私、独身だからぁ。ハンググン チェゴエヨ(韓国、サイコー)!!

【お蘭】チェゴエヨ!!・・・・・あら、わたし一滴も酒入ってないのにぃ・・・・。

-いい気分で、お会計すると錦中央通りを挟んでマクドナルドがあり、北側に横断すると
「クマノミ雑貨店」というエスニックの店がありました。-

【お蘭】エスニックって好きだけど、このごろはあんまり流行ってないわねぇ・・。

【お米】そうねー。でも、
ブータンの王妃様ステキだったわぁ。

【お蘭】うんうん、素朴な美しさって感激モノねー。手作りは、なんと言ってもステキィ・・・。

-そのまま二人は「錦町1丁目西交差点」へ向かっていきます。

【お蘭】ねえねえ、「うどパイ」ってあるわね。

【お米】「うど」って立川の名物なのよ・・・。パイにしてお土産にしているのかな?

-和菓子店の
「やな瀬」は立川銘菓を売っているようです。
・・・・と、お蘭さん道路の向かいの食堂に向かって、いきなり横断してしまいました。
あわてて、あとを追うおヨネさん。幸い、車はどちらからも走ってきません。-

【お米】なによぉ、お蘭ちゃん。いきなり道路渡ってぇ・・・。

【お蘭】この「錦町食堂」って、よくウチの旦那が食べているところだわ・・・。

【お米】へぇー。・・・・。ご飯(中)158円、煮鯖263円・・・かぁ。お袋の味って感じね。

【お蘭】乱蔵さんはチェーン店より、普通の店が好きじゃん。・・・だから、こういう店にはいっちゃうのね・・・・。

【お米】ふーん、リーズナブルな旦那さんね。ま、こじんまりしていて、いい感じのお店ね。

-交差点で佐川急便のある建物を右に折れると、居酒屋、ファミリーマート、レストランのあるビルを過ぎ、次の角には、店頭に茶碗や急須が並べてある、「お米屋さん」のような店がありました。おヨネさんは、明色の磁器が好きなので、立ち止まって眺めています。

【お米】・・・へぇー、ちょいとしゃれた茶碗ねえ。

-錦町1丁目のファミリーマートを過ぎた辺りの角にあるお米屋さん?の店頭に並んでいる和茶碗に興味津々のおヨネさんです。-

-しばらくして、おヨネさんはお蘭さんが隣の店の前で「ウムウム・・・」うなずいているのを発見しました。-


【お米】ねえ、なーにお蘭ちゃん。ナニ見てんのよぉ?

-どうも、お蘭さんはお隣の八百屋さんにご注目のご様子です。-

【お蘭】ヨネちゃん・・・。ここ、安いわよ。

-ドレドレ・・・と、並んでいる
段ボール箱の商品をチェックしはじめるおヨネさん・・。-

【お米】へぇー。このサツマイモ78円。でっかいわぁ。

【お蘭】このニラ、たんまり入って98円。あら、チンゲン菜も安すぎっ・・・。

-さすがに現役主婦と、元主婦。こうなると
日常の買出しモードになります。
気がついてみると、お蘭さんは、芋、葉モノに大和芋、さらに特売のバナナ78円を三つを加えて、買い物袋に山盛りの買い物をしてしまっていました。-

【お蘭】お米ちゃん。芋何本買ったのよぉ?

【お米】ほほほ・・・・。8本。でも安いわぁ。近所にこういう八百屋さんなくなっちゃたから。

【お蘭】そーよね。電車で持って帰るのちょっと恥ずかしいけど、そこは主婦だもん。

-八百屋さんの看板を見上げながら、駅に向かって歩き出すふたり。・・・・・と、おヨネさんが、あっ・・・と思い出したように・・・。-

【お米
】「フレッシュ八百政」・・・・。あーっ。元旦那が言っていた、南口の安い八百屋さんってここだわぁ。・・・・へーっ・・・。

【お蘭】あっ、そーなの?有名なお店なの?

【お米】有名っていうんじゃないけど、元ダンって、妙に主婦みたいに店の良し悪しとか、値段とかに詳しいヤツだったでしょ。随分前にも拝島駅近くのマルキタがなくなったって嘆いていたし、ローソン100均のバナナはショボイから残念なんていってたしねぇ。

 なんでも、この近くの学校に資格試験の勉強に来ていて、休み時間に見つけてよく買い物していたみたいよ。

【お蘭】ふーん、マメな元旦那さんなのねぇ。(ちょっと、哀愁も感じるけど・・・・。)

【お米】まあ、
勝手にご飯も作るし、掃除洗濯自分でやれる人だから、別れてから心配してないけど。

【お蘭】へー。うちの旦那はそういうことはあまりやんないけど、
私の指示には従う人ね。

【お米】うんうん。そっちのタイプのほうがいいって。
元ダンは、ヘタにマメだからウルサイのよ。

【お蘭】元ダンさんって
A型

【お米】もちろん。

【お蘭】おヨネちゃんって・・・・。

【お米】
当然、B型よ。

【お蘭】きゃははは・・・・・。

 <つづく>→ こちら
   
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